こんにちは。SWAMPERSの井手迫です。第29回with GREEN PRINTING 上映会&交流会では、「“敵”の子どもたち」を鑑賞しました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回は、宗教や中東の情勢、国際社会、戦争と平和、など多岐にわたるテーマについて考えさせられるドキュメンタリーでした。
娘を失い、孫を助け出すために必死になって奮闘するパトリシオの姿には、緊迫した旅の様子を追体験し、遠い国の出来事を自分ごとに捉える機会となりました。そして「親から子、孫への愛」は、強い想いとなって政府を動かし、不可能を可能にするのだと感動しました。
私自身も子どもがいるので、自分の子がもし危険な地に行き、命を失ってしまったら・・・と自分に置き換えて考えずにはいられません。
今回救い出された子どもたち、そして難民キャンプに今も残されている子どもたちの存在は、国際社会が目を逸らしてはいけない問題です。こういった社会問題があるということを突きつけてくれた貴重なドキュメンタリー映画でした。これからも自分なりにアンテナを張って考え続けていきたいです。
お客様からも感想をたくさんお寄せいただいておりますので、共有させていただきます。
《映画のご感想》
●今回初めて見て今まで見たい作品で、すごく心に残る映画だった。
●戦争とは無縁と思っていたが、世界は繋がっており映画を通して自分の立ち位置を見直すきっかけになりました。
●ほぼ終盤からの参加になってしまいましたが、パトリシオの強い信念に感銘を受けつつも、無邪気なこどもたちが、大きくなるにつれ自分のルーツや歴史にどう向き合っていけるのか、両親のことを知ったのちのことなど 非常に心配になります。スウェーデンは衣食住や衛生・健康には安全だと思いますが、偏見や差別についてはどうなんでしょうか。。。そこも気になります。
●宗教の自由はあるものの、人命を脅かすのであれば、宗教は何のためにあるのだろうと素朴な疑問を持ちました。何はともあれ、7人の子供達が無事で良かったです!
交流会へのご感想もお寄せいただいております。
《交流会のご感想》
●このような上映会が行われていることで、関心をもつ人がもっと増えれば良いなと思う。
●過激派組織の親を持つシリア難民の子どもの救出が、各国間の関係性もあり非常に困難である事について、複雑な社会問題の実態を知る機会になりました。
●他では観られない作品が観賞できるのが醍醐味です。
●とても素敵なスペースで、ゆったりした気持ちで鑑賞できました!
●中東の情勢は難しい物が有りますが、人道的な部分で考えるさせられる事が沢山ありました。
●上映会前に大川社長よりスタッフの方々に向けてお菓子のプラスチック包装に関するご提案があり、その場で改善された一連のやり取りを拝見しておりました。こうしたちょっとしたやり取りから「正しいことをやろうぜ」の精神が伝わってきました。参加されている方々の活動のお話からも学ぶことが多かったです。
交流会の軽食では、Patagoniaさんのオーガニックお味噌&ミニ野菜スティックをお出ししたところ、皆様に「美味しい!」と完食していただき大変嬉しかったです。お味噌+日本酒の組み合わせも好評でした!
毎回、意識の高い、素敵なお客様にお越しいただけることが、従業員にとっても楽しみな時間となっております。心より感謝しております。
次回、6月20日(金)の映画上映会&交流会は、「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」を上映いたします。
お申し込みはこちら→https://peatix.com/event/4340302
皆様のご参加、心よりお待ちしております。