明日、9月10日は下水道の日です。
今から約40年前、当時遅れていた下水道の全国的な普及を図るため、「全国下水道促進デー」として始まり、2001年により親しみのある名称として「下水道の日」に変更されました。
日本下水道協会様が毎年制作している「下水道の日」のポスター。今年は、デザインから印刷まで弊社にお任せいただき、CO2ゼロ印刷&FSC®森林認証紙&ノンVOCインキ(石油系溶剤0%)使用のポスターとなりました。誠にありがとうございます。
日本下水道協会様からもご好評いただいた、企画・デザイン、吉川の作品。ご注目いただきたいのはタイトル左側に描かれているトンボ。こちらは、1960年代後半に横浜市内からほぼ絶滅してしまった「ハグロトンボ」なんです。
「国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」を受賞した、横浜市立舞岡中学校科学部の調査によると、「ハグロトンボ」の復活には、下水道普及や河川環境整備が関係していると検証されています。
この「ハグロトンボ」を描くことで、下水道のおかげで綺麗な自然を保つことができている、というメッセージを伝えています。海としずく、地球を組み合わせたイラストは、「下水道が地球を支えている」ことをイメージ!SDGsのアイコンの配色にすることで、SDGs への貢献も表現しています。
私たちが快適な生活を送れるのも、下水道が整備されているおかげ。
感謝するとともに、川や海をできるだけ汚さない暮らしを意識して、これからも生き物たちと共存できる環境を残していきたいですね。