国際ロータリーにて講演

2022.03.25

私はロータリアンではないが、近年いろいろな地区で講演をさせて頂くようになった。
最近では昨年の第50回ロータリー研究会がある。

そこでもお話させて頂いた、職業奉仕と社会課題解決のお話に加え、現状起きている問題や課題などについても触れさせて頂く講演とした。

今回お声がけくださった東京品川ロータリークラブ、ガバナーエレクトの富澤為一様

 

 

「職業奉仕」の新たな解釈と活用
ロータリークラブには「職業奉仕」という考え方がある。それについては前述の昨年のブログをご参照頂きたい。
現在、気候危機や人権といった様々な問題が起きている中で、この「職業奉仕」といった考え方を新たな解釈で進める必要があるのではないかと、お話させて頂いた。なぜなら本業で無理なく社会課題解決を行うことができれば、事業としても持続可能であることはもちろんのこと、働く従業員さんも地域や社会から必要とされ、褒められ、しあわせ感が得られる。そしてその地域や社会もより良くなっていく。その可能性が職業奉仕の考え方にはあるのではないかと感じているからである。それは正に「本業を通じた社会課題解決」、SDGsを目指した取り組みそのものなのだ。

サステナビリティとは「平和」
先日国内で開催されたある国際会議である種の違和感を感じずにはいられなかった。
その国際会議の会期中にロシアのウクライナ侵攻が始まった。
戦争が始まった、その真っただ中だったのだが、私が参加したシンポジウムやパネルディスカッションでは「SDGs、ESGといったことへ関心の高まりから、取り組むべき重要な課題」、「企業戦略上重視せざるを得ない時代」といったような話が多く、どなたも戦争のことに触れない。
それは無理ないことなのかもしれない。経営者ではなく、企業のサステナビリティ担当といったことであれば自分の個人的な意見を述べるわけにもいかないといった事情もあろう。
しかしながら、今、まさに戦争が起きている状況下で何を考えなければいけないのか?私は何とも我慢しきれず、自分の登壇するセッションでは内容を少し変えて「サステナビリティ―とは平和である」という考えを述べさせて頂いた。
今回の講演でもそれは触れさせて頂いた。
企業も団体も、そして個人も、生物も、社会も、地球も、平和があっての持続可能性なのに、平和について考え行動する人と企業にならなければ、持続可能な開発目標もあったものでない。

明日あなたの会社がなくなったら、あなたのお客さんは本当に困りますか?
これは企業の存在意義を問い直すことが重要であることをお伝えするためにいつも話していることだが、これは団体にも当てはまること。講演後、後半は「明日ロータリークラブがなくなったら地域や社会は本当に困りますか?」ということについて考えて頂くグループワークを行なった。

それぞれの地区を代表して集まられた方々が熱心に各地域の取り組みなどを話し合っておられた。
その内容を3チーム話して頂き、最後にまとめのお話をさせて頂いた。

手段の目的化を防ぐ
「ロータリー存在意義を高めるためには?」といったお題で話し合ってもらったが、実は存在意義を高めることは手段であって目的ではない。そのことを意識して行動していくことが求められると思う。意地悪をするつもりはなかったが、油断すると手段の目的化はすぐに起きてしまう。そんなことも感じて頂きたいと思った。

チャリティ、ボランティアと異なる「社会課題解決」の視点
ロータリアンの皆さんは長い歴史の中で常に地域や社会に貢献することを大切にして来られ、チャリティやボランティア、寄付なども常に積極的に行われている。これは心から敬意を表するし、大変重要で意義のあることだ。
その一方で、明確に「社会課題解決」といった視点を持つこともとても重要だと考える。様々な業種の方々が集まっている団体だからこその「本業を通じた社会課題解決」「職業奉仕を通じた社会課題解決」といった可能性がこれから益々期待されると思う。

国際ネットワークの力に期待
ロータリーは世界にネットワークを持つ。あらゆる社会課題解決を世界のネットワークで行っていくことができる団体だと思う。
今回、ロシアの起こした戦争で分かったことは、外国での戦争であったとしてもエネルギーや小麦の高騰など決して関係のない話ではなく、大いに自国にも、或いは自分の生活にも直結する問題であることを国民の多くが実感したことと思う。
だからこそ国際的視点を持つことや国際貢献についての行動について、ひとり一人が考えていかなければならない。今改めてロータリークラブなど、国際的なネットワークを持つ談他の活動と行動に期待が高まっているのではないかと思う。

ロータリークラブの益々の発展、更なる貢献をお祈り申し上げます。

おわり

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