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「うちで踊ろう」YOKOHAMAまごころ印刷所ver

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2020.05.18

こんにちは!新入社員の宮﨑です。みなさま、変わらず健康でお過ごしでしょうか?

長引くコロナ禍で、大川印刷は新たなチャレンジを試みました。その名も「うちで踊ろう」YOKOHAMAまごころ印刷所verです。

アーティストの星野源さんがInstagramに投稿して話題となっている、「うちで踊ろう」。星野さんの「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」との呼びかけに、芸能人をはじめクリエイターから一般の人々まで様々な属性の方が応えています。この、プロアマ問わずあらゆる表現で参加できるムーブメントを見て私は閃きました。

工場見学につながる何かができるかもしれない。

弊社では新型コロナウイルス感染防止のため、ただいま工場見学が一時中止となっています。

そこで、4月30日に開催した「NO MORE!  SDGs ウォッシュ~ぶっちゃけどうなの?コロナとか。~」オンラインイベントにて、初のバーチャル工場見学に挑戦しました。もちろん、実際の工場見学よりは提供できる情報が限られてしまったと思いますが、オンラインならではの臨場感や親近感あふれる演出に、一従業員ながら目を見張りました。

このイベントを経て、今しかできない工場見学の在り方を追求できないか、そう考えました。

加えて、もう一つの想いが私を突き動かしました。

星野源さんは、あるインタビューで以下のように答えています。

「今の状況下でも、どうしても外に出なきゃいけない人はいて。それは会社の命令だったり、あとは医療の方や保育関係や食関係、配送の職業の人だったり。今、国民全員がただ家にいたら、家にいる人たちは生活できないわけで。インフラだってそうだし。表に出て働かなきゃいけない人っていうのは絶対にいて、そのなかで『家にいましょう』とは言えないと思ったんです。その人たちに向けて言ってるつもりじゃなくても、本人たちにはそう届いてしまうだろうから」。

「そうなったら、その人たちもわかっていても辛いだろうし、しんどいだろうし。だとしたら、不要不急の外出をしてる人たちにだけ届けばいいけど、なかなかそうもいかない。そこで、もし何かやるとしたら、自分は自分の言い方で言わなければと思ったんです。僕は音楽家なので、ただ言葉で呼びかけるのではなく、詩と音楽で表現したいと考えたときに、一番最初に思いついたのが『うちで踊ろう』って言葉で。『いよう』ではなく『踊ろう』」。

「僕は『踊る』という言葉は『生きる』というのと同義だと思っています。『うちで踊ろう』というのは、心が躍るという意味でもある。『おうちで踊ろう』ではなく『うちで踊ろう』なのは、家にいたほうがいいと思ってる人は『うち=家』として解釈できて、外に出なきゃいけない人はその場所の『内側』や『心の内』の『うち』という解釈ができるから」。

直接的な医療従事者ではありませんが、日常には欠かすことのできない医薬品・食品関係の製品を印刷、製本する弊社でも、外に出て働かざるを得ない従業員がいます。そんな方々に肩身の狭い思いをしてもらいたくない。むしろ堂々と印刷に励んでもらいたい。工場で日々印刷機を動かしてくれている先輩たちのおかげで、私は入社早々テレワークができているのだから。

工場の様子が“うち”にいても伝わってくるような、そして工場で働く従業員自身も“心のうち”で楽しめるような、心躍る動画が作れたら素敵ではないか。新型コロナ感染拡大という状況下で入社した新入社員として、会社に、社会に、どんなメッセージを伝えられるか考えた結果、ぜひやってみたいと思わずにいられませんでした。はじめは、歌って踊るのかと誤解され少々混乱を招きましたが、会社内でも無事同意を得ることができました。

印刷過程の動画は工場の方に撮影していただき、1~2秒くらいのカットをつなぎ合わせ、一つのムービーにしました。

動画の編集では企画・デザインの先輩にご協力いただきました。

社長は会社のクレドにも反映されているブルーズ(米国深南部でアフリカ系アメリカ人の間から発生した音楽の一種)で、星野源さんとの合奏を試みてくださいました。

私はといえば、動画編集の過程で、コロナで延期になってしまった工場研修が少し先取りできたような心境でした。何はともあれ、動画作成の機会を通じてたとえ空間を共有していなくても、画面越しで繋がることができるということを実感しました。

今この瞬間も動いている、あらゆる人々へ。みなさまの営みがあってはじめて、今日も私たちは生きています。
感謝と敬意を込めてお届けします。感染防止のため一時中止となっている工場見学の新たな形としてもお楽しみください。
(星野源さんと合奏をする社長の音色にもぜひご注目ください!)

 

 

 

 

 

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