インタビュー

横浜の市花「バラ」で横浜をつながりのまちへ!

インタビュー

2018.06.01

 

みなさんは横浜のシンボルとされている花「市花」をご存知ですか?
答えは「バラ」です! 
今回は、弊社も協力している「横浜ローズプロジェクト」の準備委員会で事務局を務める株式会社Bonheur(ボヌール)代表のナカヤ タエ様に、プロジェクトの取り組みや魅力について取材させていただきました。

―今回は取材に協力いただき、ありがとうございます。まずは自己紹介をお願い致します。

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ナカヤさん:株式会社Bonheur(ボヌール)代表のナカヤ タエです。Bonheurはフランス語で「幸せ」を意味し、私たちは女性活躍を推進する会社です。第一のミッションは女性を離婚やDVのリスクから守ることです。
どんな段階の女性の悩みにも対応できる相談窓口として早期的段階から自立、起業支援まで幅広く相談にのっています。
最近は離婚や別居後の親子の絆を紡ぐための面会交流支援事業や幸せな家庭を築き持続可能にするための研究活動や婚活マッチングのシステム開発などをしています。

―幸せな家族づくりはとても大事だと思います。今回、弊社も協力させていただいている横浜ローズプロジェクトについてご説明と、本プロジェクトを始めることになったきっかけを教えてください。

ナカヤさん:横浜の市花はバラということであると共に、2017年に6月2日は、横浜市の企業である一般社団法人ブルガリアンローズ文化協会の尽力で「ローズの日」と認定されました。
さらに、バラには「ありがとう」や「ようこそ」といったおもてなしを表す意味が込められていることをNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表の杉浦さんから教えていただき、バラを通じて夫婦や家族のつながりを再確認し、思いを伝え合うことが幸せな家族づくりにつながると考え、このプロジェクトに協力するようになりました。


横浜市のシンボルとなっている花がバラだということを地域の子どもや若者たちは知らないことが多く、私は次世代の市民意識の育成のためにもバラをきっかけにした市民活動への参画を促していきたいと考え、現在は準備会として活動しています。メンバーは私の他に学生や教員、民間企業の方など、産学官民と幅広い方々に協力していただいております。大川印刷さんも「バラのありがとうカード」や「横浜ローズマガジン」でプロジェクトに協力していただき、非常にうれしく思っています。今回のプロジェクトは産学官民のみならず、子どもからお年寄りまで、地域全体のオール横浜で取り組んでいくことで、人や地域とのつながりを感じることができるものになると考えております。

―地域や人とのつながりというと、最近はSNSなどの影響もあり、なかなか感じられなくなったので、こういったリアルなつながりをつくる場は市民にとって必要だと思います。6月2日(土)のローズフェスタに向けて様々なイベントや活動をされているかと思いますが、今までどのような活動をされてきましたか。

ナカヤさん:今までの活動についてはBonheurとして行ったものと、横浜ローズプロジェクトとして行ったものがあります。まず、Bonheurではボヌールフェスタを開催してきました。ボヌールフェスタでは、ネガティブに捉えられやすい女性相談や家族相談を明るいイメージとして取り組んでいて、実際に相談ブースに来られた女性が活躍されて、次のボヌールフェスタで出展されるなど目覚ましい活動をする女性が増えてきています。このような形で、私たちは女性活躍に関しては幅広く支援しています。
一方ローズプロジェクトでは、ローズフェスタやクラウドファンディングのPRとして様々なイベントやワークショップを行ってきました。例えば、横浜開港150周年の時に配られた「はまみらい」という品種のバラをモデルにした「はまみらい折り」を体験する、学校の先生によるワークショップがありました。これは、先生が子どもたちに折り紙の折り方を教えるのではなく、事前に生徒たちが折り方を学び、当日に生徒の親や折り方を知らない人たちに「はまみらい折り」を教えるというもので、約40名ほどが参加してくれました。

はまみらいをモチーフにした折り紙

他には現在、横浜ローズプロジェクトのホームページがあるのですが、これは私の息子たちがプログラミングをして作ったもので、前には横浜の地域課題を考えるために「ハッカソン」と呼ばれるアプリやゲームといったITサービスを作るイベントを運営し、大人が子どもから教わるといったことも行いました。また、横浜の市花を楽しんで知ってもらえるように、学生が「バラむす」というゲームも作ってくれました。このように、バラをテーマに若い人たちがチャレンジできる場を作ることで、地域とのつながりが生まれ、それぞれがうまく融合する形で横浜ローズフェスタを一緒に作っていくことができると考えました。

―子どもや若者たちにとって自信になる機会だと思います!では、現在開催に向けて動いている6月2日(土)のローズフェスタの見どころや魅力などを教えてください。

ナカヤさん:ローズフェスタでは、バラを合言葉に、「つながり」と「人財育成」に、ご協力いただいている方による、様々なブース出展やワークショップがあります。縦の関係だけではなく、横の関係性も取り入れた地域の人たちの関係づくりができるように、子どもから大人まで幅広い世代の方にも楽しめるイベントとなっているので、どなたでも参加ができます。特に横浜開港150周年時に小学校に配布された「はまみらい」をテーマにしたものが多く、例えばはまみらい弁当やバラとつながり」をテーマにしたハッカソン、小学校でのはまみらい育成実践報告としてパネル報告などがあります。
パパが界のローズプロジェクトとしてパパからママに感謝を伝えるパネル展示もあります。また、岩崎学園の保育科の学生には簡易保育所の運営にも携わってもらうことで、貴重な保育の実践の場や食育カルタなど実際に遊んで貰うことから得る学びにも活かす場も用意しました。秘書科は来賓対応も実践します。
スタンプラリーをQRで読み込む連動システムやフォトフレーム作成にも挑戦してくれました。
このように市民一人ひとりの長所を活かし合うことで、地域とのつながりの醸成がされ、シビックプライドを高めると同時に専門分野に秀でた人材を育成することができるのが、ローズフェスタの魅力ではないかと思います。あと、これもまさにバラから生まれたつながり再発見なのですが、「ローズの日」を制定した一般社団法人ブルガリアンローズ文化協会の代表理事の山下さんと、現在はまみらいの育成にご協力いただいている、横浜市立飯島小学校の尾上校長が小学校の時の同級生だそうです。長い時を経て、バラをきっかけに昔のつながりが再び生まれてくるのも、横浜ローズプロジェクトの魅力だと考えています。

―そんなことがあるんですね!驚きました。現在、Local Good Yokohamaでクラウドファンディングをされていますが、具体的にどのようなプロジェクトを展開しているのかを教えてください。

ナカヤさん:今回行っているクラウドファンディングは、二つのプロジェクトを展開していくために取り組んでいます。一つ目は「はまみらいの苗を配布するプロジェクト」です。はまみらいの苗は横浜開港150周年の時に横浜市立の小、中学校に配布されましたが、現在はほとんど残っていません。
若い世代に市花バラの伝統と意識を継承するにはどうしたらよいか?
飯島小学校の尾上校長に相談したところ、はまみらいをもう一度市内の小学校に咲かせよう!ということになりました。
取り組みの中でいまだ、はまみらいが育っている学校もあることがわかり、今では他に「はまみらい」がどこで咲いているかを探すことと、新たに苗を配布して横浜市の小学校で育ててもらえるようにすることを、市内の多くの学校に協力していただきながら進めています。今年は合計で18区に45株を配布予定ですが、2020年を目標に横浜市の全小学校約340校への配布をするためにはまだまだ苗が足りないのが現状です。
そこで市民の皆さんと取り組みたい課題として、クラウドファンディングを始めました。


二つ目は「はまみらいの折り紙の開発」です。日本人が鶴を折れるように、今回、横浜のシンボルであるバラの花を誰もが覚えられるように折り紙で「はまみらい折り」を作りました。実際に市長ミーティングに参加した際、市長の胸にはまみらい折りをつけてくださるほど、非常に気に入ってくださいました。2020年のオリンピックに向けて横浜でも多くの外国人をはまみらいで迎えられるようにしたいです。また、ローズホテル横浜でも客室にはまみらい折り紙を置くことで、横浜の市花を知ってもらい、横浜に来たことを実感してもらうことができるのではないかと連携のお話をいただきました。
同時に、折り紙の裏側には感謝の気持ちを書くことができるため、持ち帰ってくださることで横浜から他都市、各国へのお土産にもなると思っています。今は折り紙にバラの香料をつけるために開発を進めていこうと考えていますが、開発コストがかかるため、皆さまのご支援が必要だと思っております。

―ぜひ、横浜の未来のためにも実現したいですね!最後の質問になりますが、Bonheurのホームページを拝見した際、ナカヤさんは「可能性」という言葉を多く使われていた印象を受けました。あらゆる女性の可能性をあきらめないということをお考えだと思いますが、今回の横浜ローズプロジェクトに関して、ナカヤさん自身どんな可能性を感じているのかをお聞きしたいと思います。

ナカヤさん:それは私自身の経験からでもあります。
私はいつも親指にはリボンのネイルをしています。


その他の指はその時々のプロジェクトに関するデザインになっていて、今回はバラになっています。リボンのネイルには意味が込められていて、小さな粒が集まってできていますよね。これらの粒の形は「ゼロ」を表しています。このゼロから始まった粒を一つずつ増やしていくことで無限に広がるリボンの形を作ります。
どんな人にも無限大の可能性と輝ける自分になれる素質があると信じています。私は元々専業主婦をしていましたので正社員で働いたことがありませんでした。起業する時も最初はパソコンを習うところから始めたので、まったく経験やスキルのないところから始めました。ですが、今ではホームページなどは自分で作ることができますし、オープンデータのコンテストで賞をたくさんいただくことができました。やったことがないことでも、やってみたら案外できるものです。なので、女性には自分や家族の可能性をあきらめてほしくないと思っています。自分の可能性を信じ、ゼロからでも少しずつ自分ができることをすれば、未来の自分が輝くためのことができると信じて、今の活動をしています。横浜ローズプロジェクトには、つながりのない無縁社会が地域で目立つ中、バラというものがキーワードになり、つながりをつくる力があると私は考えています。将来的には横浜のまちがバラで溢れて、市民意識が醸成され、自らの可能性を見つけて生き生きと人生を歩めるまちを持続的に作り続けたいと思っています。

ナカヤさんのお話を伺い、横浜の市花のバラはもちろん、横浜のまち・人・未来の可能性を強く信じていることが伝わってきました。
横浜ローズフェスタは6月2日(土)、岩崎学園にて開催されます。誰でも楽しめるコンテンツがたくさんありますので、ぜひお気軽にご参加ください。また横浜ローズプロジェクトではクラウドファンディングを実施しております。横浜のバラ「はまみらい」を広めるために皆さまのお力添えの程、よろしくお願い致します。

【クラウドファンディングサイトはこちら!】
横浜市花「バラ」を育て、感謝と歓迎の気持ちを伝え合う文化を育みたい~横浜ローズプロジェクト

Interviewer&Editor:泉 光太郎

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