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とつかフューチャーセッション 第5回テーマ「障がい」

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2018.01.25

こまちプラスさんが企画運営する「とつかフューチャーセッション」

第5回のテーマは「障がい」

基調講演はNPO法人FDA理事長の成澤俊輔さん(トップの写真)

久しぶりに会えてうれしかった。そして久しぶりに会った彼は立派な経営者になっていたことがとてもうれしかった。

彼の話はコミットメントの連続だった。

「いつでも、どこにでも、時間を作って必ず会いに行きます」

「相談にのるためどんなことがあっても時間を作ります」

そんな具合だ。

質疑応答で、名前も言わず失礼したが、「わかる?」と訊ねると

「大川さん?」と即答

「10年来のお付き合いで、たぶんこの会場にいる人で顔を知っている人は大川さんだけだと思う」と話してくれた。

彼は先天的難病の網膜色素変性症という徐々に視力を失う病気で、最初にあったころは

500円玉くらいの視野があったが、現在は視力を失った。

だから今は顔はわからないが、初めて会った当時の記憶で顔がわかるという意味で彼は話してくれたのだった。

30大雇用について

「30大雇用」とはさまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境を創造し提供する取り組みのこと。

 

京都市ソーシャルイノベーション研究所ホームページより引用

 

これら就労困難な人は国内に3000万人と言われる。

我が国の人口(1.27億人)からすると、もう少しでほぼ4人に1人の割合で就労困難者がいる割合になる。

地域企業・中小企業では人財不足が続いているが、新たな雇用の可能性を考える価値は十分にあるのではないか。

障がい児をもつお母さんたちへのメッセージ

求めているものは2つあると思う。

ひとつは「頼れる組織」、

ふたつめはその子の強みを発見するための「経験」

お母さんたちに大切にしてほしいこともふたつ

1.強みを探してあげる。

2.お母さんが楽しく働く(社会とつながる)→「子供が死んだ翌日に自分が死ぬことが最良」なんて思わないこと。

だからなんでもいつでも相談して欲しい。

そんなメッセージだった。

会場ではこぼれる涙を拭く様子のお母さんたちが複数いらした。

その後グループワーク

この葉っぱができるまで。500のパブリックコメントから90を選んで本日掲示

そこから共感するもの、あるいは逆に反対意見があるものを抽出

それを使って話し合った。

話し合って気づいたことは3つ

1つ目は、様々な課題は決して障がい者の方々固有の、「特別な問題」では無い、ということ。

2つ目は、障がい者を取り巻く環境は、一部の深いところでは劇的に変わりつつあるということ。

そして、3つ目は地域企業・中小企業において、人財不足の中、いよいよ障がい者雇用は現実味を帯びてきた、ということ。

学ばせて頂きました。

成澤さん、こまちプラス、ご来場の皆さん、ありがとうございました。感謝申し上げます。

おわり

テレビ神奈川「神奈川ビジネスUp To Date~大川印刷」

 

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