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サステナブルアートで世界を変える!
美術家・長坂真護さんの挑戦

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2022.07.21

弊社が以前、ギャラリーリーフレットの印刷・製作をさせていただいたMAGO GALLERY YOKOHAMAさんでは、サステナブルアートの先駆者、長坂真護さんの作品が堪能できます。

長坂さんの作品には、「世界最大級の電子機器の墓場」と言われるガーナのスラム街・アグボグブロシーで捨てられた電子機器の廃材が使われています。

現地の人々は、先進国が捨てた電子機器を野焼きで燃やし、そこから電子部品を拾って売ることで生計を立てている人々が多いのだとか。1日わずか500円の日当。燃やされた部品から出た有害物質を吸い込むために、平均年齢は約30歳という厳しすぎる現実・・・。

この状況に衝撃を受けた長坂さんは、現地の廃材を利用したアート作品の制作を開始し、日本で販売。売上の95%を、ガーナでの事業に役立てています。

今まで、1000個以上のガスマスクをガーナに届け、2018年には、スラム街に完全無料の初めての学校『MAGO ART ANDSTUDY』を設立。2019年には、スラム街初めての文化施設「MAGO E-Waste Museum」を設立。問題意識を持つことは誰にでもできますが、それをどんどん行動に移して、現実を変えているのが長坂さんのすごいところ!

長坂さんが次に目指すのは、世界最先端のリサイクル工場を建設すること。世界最悪のスラム街を、公害ゼロの「サスティナブル・タウン」にしたいという目標のため、2030年までに建設を完了する予定なのだそう。

貧困問題や環境問題、教育格差など、いろいろな問題を考えるきっかけとなる長坂さんのサステナブルアート。テーマは重いけれども、アート作品そのものを見ると、可愛らしかったり、面白かったり、明るい気持ちなれるものが多く、目を覆いたくなるような現実に「希望」という光が差し込んでいるように感じられます。

まだまだ続く長坂さんの挑戦を、心から応援していきたいです!

同じ横浜の地にあるMAGO GALLERY YOKOHAMAさんへ、ぜひぜひ足を運んでみてください!

【MAGO GALLERY YOKOHAMA】

【映画『Still A Black Star』予告編】

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