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「商いは信用が一番!」

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2020.08.05

NO MORE! SDGsウォッシュ第四弾
〜隗より始めよ。 RE100%大学と企業ここにあり。〜
無事、終了しました。視聴してくださった方、誠にありがとうございました。

今回は、RE100コラボ!ということで自然エネルギー100%大学の千葉商科大学様をゲストにお招きしました。余談ですが私は、去年、母校の立教大学で孤軍奮闘していた頃、原科学長に出会い、その後Fridays For Future Tokyoでの活動にご協力いただき、同志のような思いで励まされてきました。
今回は、そんな個人的にも思い入れのある千葉商科大学様とご一緒できて、とてもエンパワメントされる回となりました!

まず、原科学長から「自然エネルギ-100%大学~武士道精神を現代に引き継ぐ大学教育~」ということでお話をいただきました。
学長のお話の中で要となっていたのは、やはり「武士道精神」と「治道家」ではないでしょうか。
武士道精神とは、明治の国際人・新渡戸稲造が唱えたもので、日本のモラルの源泉であり、指導者・専門家としての倫理であるといいます。
新渡戸稲造の「武士道」のキーワードは、「義」「勇」「仁」。
「義」は、正しく判断する力。
「勇」は正しいと思ったことを実行する勇気。頭でいくら考えても実行しなければだめ、やってみること。
そして肝要なのが「仁」。義と勇が揃うと大変強い人だけれど、強いだけでは人はついてこない。やはり「仁」、相手を慈しむ心、思いやりが不可欠だということ。
他にも「礼」「誠」「忠義」などのキーワードがあるが、その中でも「名誉」は武士として「子々孫々のために名を残すこと」に連なり、つまりそれは「持続可能な社会に価値を置く」ということと同義であるのだと。SDGsの理念「誰一人取り残さない」もまた、武士道の「仁」の心とつながっているということ。
「SDGsは本学のやってきたことの延長ですから、当然これに取り組む」との発言は、
「喜びを分かち合える『ものづくり』の実現を基本理念とする」大川印刷としても、日頃社長がおっしゃっていることと不可分だと感じました。

教育の基礎はこうした武士的精神の注入であり、実学を通して
「大局的見地に立ち、時代の変化を捉え、社会の諸課題を解決する、高い倫理観を備えた指導者」である治道家が育成されていくということでした。
このような理念に基づき、2017年より展開されている学長プロジェクトの中では、地域分散型エネルギーを社会形成の拠点へと近づけるため、まず隗より、First Penguinとして具体例を示すということで、自然エネルギー100%大学の達成が目指されたということでした。
武士道精神や、治道家については聴けば聴くほど、私の大好きなハリー・ポッターの「勇猛果敢な」グリフィンドール寮が想起され、お話する学長は、偉大であり慈愛に満ちたダンブルドア校長を彷彿とさせるなあと感じておりました(笑)。

学長のお話に続いて、「私たちのハートウェアアクション」と題して5名の学生に発表をいただきました。千葉商科大学様は、「ハードウェア」「ソフトウェア」に加えて、自然エネ100%を達成する心持ちとしての「ハートウェア」という3つの柱があります。武士道でいう「義」と「勇」に当たるこの「ハートウェア」について、まずは学生団体SONEの渡辺裕也(サービス創造学部2年)さんがプレゼンしてくださいました。

活動内容は省エネ啓発活動、調査活動、発信活動ということでしたが、照度活動を通じて、大学建物内3箇所のLED照明を半分取り外し間引きを行い、元の電気消費量の半分にすることに成功したというのは、あっぱれでした!
私が最も感銘を受けたのは、「学生に無理をさせない」という活動理念です。
省エネにつながるからといって暑い中エアコンをつけずに我慢することは誰かが損をしてしまう、あくまで皆が公平な状況で省エネを進めていくことを信念とする姿勢に心動かされました。
NO MORE! SDGsウォッシュ第二弾にご登壇いただいた科学者の江守正多さんも「気候変動対策は我慢じゃもたない」とおっしゃっていたように、とても大事なハートウェアを教わった場面でした。

続いて、CUCワインプロジェクトから軍司脩瑠(人間社会学部3年)さんの発表がありました。
こちらは、大学キャンパス内でソーラーシェアリングを活用し、ぶどうを栽培することで創立100周年に市川市国府台生まれの日本ワインを作る!という、夢あふれるものでした。
ぶどうの脇では野菜も栽培し、一部は子ども食堂に寄付しているとのこと。私自身、大学生のとき子ども食堂の活動に参加していたため、これは貴重な食料源だと思いながら聴いておりました。
その他、学食の食品残渣を使用した堆肥や、大学のとなりにある病院の院内学級の子どもたちを招いて「ブルーベリー苗植え」や「どろんこキッズ」という催しをされているとのことでした。
「ぶどうを育てて市川国府台産のワインを作る」という大きな目標を進めていくと共に、地域の人や子どもと気軽にいつでも畑と触れ合える交流の場を作りたい、というまとめに「いいね!」を押したくなりました~。

次は、個人的に一番楽しみにしていた「トリさんのカレー~レトルトカレー開発~」についてTHE UD PROJECTの伊東郁哉(サービス創造学部3年)さんから発表いただきました。
日本一の学食”The University DINNING”に訪れる、大勢の学生たちのお腹を満たしながら、フードロスの問題も解決するメニューは何か?と思案した末にたどり着いたのが、レトルトカレーということでした。調理時のごみの削減や、防災食として保存がきく点など、12番「つくる責任つかう責任」をはじめとして、様々なSDGsの目標に合致しているメニューだそうです。
日本経済新聞の「キャンパス発この一品」紙面に掲載され、電子版閲覧数ランキングでは堂々の一位を達成し、2位とのアクセス数の差はなんと28倍とのこと!
伊東さんの発表を誇らしく称える学長が一瞬、愛らしい”トリさん”に見えました。

最後は、学長ゼミから学生2人が発表してくれました。
前半は、野口 絵里歌(国際教養学部3年)さん。
学長ゼミでは、国際交流、語学力向上など国際的な人材育成を目的として活動されているそうです。
毎年、GPAC(=アジア学生交流会議)に参加し、アジア6カ国・地域の学生たちと環境や経済問題についてディスカッションをされているそうで、SDGsに絡めたテーマを多く取り扱う大学として、昨年は「自然エネルギー100%大学」「フードロス問題」「老人ホームにおける外国人労働者」について研究・発表をしたそうです。
コロナ禍でも、GPACで仲良くなった学生とはオンラインで交流を続けているとのことで、私は大学1年の頃にマレーシアの短期語学留学で出会った留学生とは、5年も経つと疎遠になってしまったなと後ろめたくなりました、、、。

後半の発表を担当してくれたのは、アリムジャン アサン(商経学部3年)さん。アリムさんは新疆ウイグル自治区出身だそうですが、語学力向上として実施されている週に2回のオンラインでの勉強会について、また、今秋には東京都立大学と合同で、Globalization in Asia after corona-virusについて英語での意見交換を行うことを、実際にイングリッシュを交えながら発表してくれました。

学生たちのフレッシュな発表のあと、実はだいぶ時間が押していたこともあり、大川社長から”巻き”めにお話をいただきました。
「成功」の反対は「失敗」ではなく、「何もしないこと」
「情熱と勇気、それされあればなんとかなる!」世の中取り返しのつかない失敗はほとんどない。学生の発表直後にしては言い得て妙であり、私も思わず大きく首を縦にふっていました。

その後、ようやく出番がきた!「トップ×次世代」対談は、いわゆる”進行”役を務めました。NO MORE!SDGsウォッシュ第一弾で、エシカル就活の学生に十分に話しを触れなかった苦い経験を糧に、今回は時間配分を意識して臨みました。

「やってみる、という学び方。」に代表される千葉商科大学様の実践的な教育活動と、「やってみよう、が世界を変える」という合言葉で挑戦を後押しする中小企業、大川印刷ならではのセッションということで、まずは学生さんに「やってみる」「やってみよう」とするときに、どんな思いが行動力の源泉となったのか、また「やってみた」前と後で心境の変化などはあったのか、尋ねてみました。

学生団体SONEの保科友紀(サービス創造学部2年)さんは、対談からの参加でしたが
まさに「何かやりたい」と思い、打ち水の催しに1人で乗り込んたことが、後にSONEに入るきっかけにもなったということでした。
一年生の頃、突然大人数の前に立ってみてと言われて何も知らないまま立ってみた経験から、絶対にできないと思っていたこともやってみるうちに自信がついた、自分をかっこいいと思えるようになったとコメントしてくれました。なんだか、「YOU、やっちゃいなよ!」の一言でオーディンションの翌日には舞台に立たされるジャニーズjrのような、初々しさが感じられました。

その他、「千葉商科大学は学生がやりたいことを叶えてくれる大学」で、「自分たちがやりたいことは夢でもある。その夢を叶えてくれることがいい」と内に秘めた情熱を言葉にしてくれた伊東さんをはじめ、冒頭、学長がおっしゃっていた実学をまさに実装する、小さな治道家たちを見たような感覚を覚えました。

大川印刷からは、企画・デザイン課で私のメンターを担当されている小峰千波さんにも参加いただいていました。「他業界の方と集まり子育てしやすい街づくりをする外部のプロジェクト」という具体事例を交えながら「興味があると思ったらやってみな、行ってきなと背中を押してくれる環境がある」と発言いただき、私も強く同意でした。
「この色合だと視覚障がいを持つ方によくない、メディアユニバーサルデザインを本業を通じて学べる」という企画・デザイン課ならではの一言もいただくことができました。

小峰さんの発言を聴いた原科学長からは、
「本学の教育理念とぴったり。まさに健全で全うなディーセント・ワークですね」との言葉をいただきました。このとき、千葉商科大学様と大川印刷のコラボを実現させた自分の企画力に、心の内で拍手を送りました(笑)

視聴者からの質問回答タイムでは、最後にSDGsウォッシュについてご質問をいただきましたが、
「SDGs警察をやるとかではなく、みんなで”やってみる”ハードルを下げていくこと」という社長の一言が、全てを表していると思いました。経験や年齢、肩書を超えて、みんなで対話をし考えていくこと。今回の配信自体が、まさにそのことを体現しているようでもありました。

これからも「義」と「勇」に導かれながら、けれど、強いだけでは人はついてこないという、相手を慈しむ「仁」の心を忘れずに、一歩ずつ進んでいきます。
「商いは信用が一番!」ですからね!

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