インタビュー

大川印刷リブランディング

インタビュー

2017.11.10

この度、大川印刷ではデザイナーにNOSIGNER様を迎えて、ブランドイメージを一新するリブランディングを行いました。 NOSIGNER様は、2016年太刀川瑛弼氏により創業されたデザインファームです。社会や未来により良い変化をもたらすためのデザインを 理念とし「見えないものをデザインする人」を意味する「NOSIGNER」として、デザイン活動を続けられています。 グラフィック・プロダクト・空間などのデザインから、 ビジネスモデルの構築やブランディングを含めた総合的なデザイン。 また、経済活動としてのデザインのみならず、災害時に役立つデザインを共有する「OLIVE PROJECT」をはじめとしたオープンソースデザイン、 地場産業、科学技術、教育、サステナビリティ、文化交流などの分野で社会に意義のあるイノベーションを生み出している今最も注目すべきデザイナーです。
今回、ロゴマークや使用するフォントの策定、ホームページや名刺、看板類など多岐にわたって大川印刷のブランドイメージが新しいものになっています。 デザインを担当していただいたNOSIGNER 太刀川様にインタビューを行いました。

−今回は、リブランディングありがとうございます。 大川印刷のリブランディングを行うことになった切っ掛けなどお教えください。

太刀川:大川印刷の社長、大川哲郎さんは横浜の界隈では名物社長で、前から友人として仲良くさせていただいていました。そんな折、一緒にご飯を食べている時に、環境印刷という理念をもっと世の中に広げていくことは出来ないかな、という話になって、ブランディングを一緒にすすめていくことになりました。

−何度かミーティングを重ね、弊社の意見も色々取り込んでいただきました。 最終的にこの様なイメージに至った過程やこだわりなどお教えいただけますか?

太刀川:僕は「職人(プロ)は格好いい」といつも思っています。今回は、印刷所の後ろで働いている人たちの格好良さを、横浜の老舗企業のブランディングを通して最大限に引き出していく手段を考えました。 大川さんが大好きなブルーズのレコードジャケット的な表現と、横浜がそもそも持っているレトロクラシックな空気は、時代背景的にとても良くフィットすることを発見し、印刷会社の社員をミュージシャンのように紹介する、企業理念をブルーズマンの言葉で表現する、といった一連のブランディングコンセプトにたどり着きました。

−今回、名刺のデザインを先行して行っていただき、すでに使い始めているのですが、お渡しした時に大変好評です。名刺のデザインについてのこだわりなどお教えいただけますか?

太刀川:名刺はその人の顔ですよね。だから写真入りの名刺ってけっこう世の中にあるんですけど、格好いいものは皆無といっていい。そこで、従業員全員のアーティスト写真を撮って、まるでブルーズマンのように格好良さを伝えようと思いました。従業員全員が、目指す新しい企業イメージの体現者になってもらうことを目指しています。

−これから、このブランディングイメージを我々大川印刷の従業員が育てていかなければなりません。今回のリブランンディングで、弊社従業員に求める効果(変化)はございますか?

太刀川:ブランディングは、外面のデザインの部分と、内面の挑戦や変化の二方向から起こって、初めて成功するものです。 もし今回のブランディングが「印刷のプロ中のプロ」に相応しいデザインだと思って頂けるのなら、顧客への姿勢や事業の内容にまで「プロ中のプロ」の心意気を徹底してください。そうすると、きっと今まで以上に学ばなければいけない・変えていかなければいけないことにたくさん気づくと思います。そんな変化が皆さんから自発的に起こる時、きっとこのリブランディングは成功するはずです。これからも最高の印刷会社を目指して頑張りましょう!

NOSIGNER様にリブランディングを行っていただき、外面のデザインは格好良く仕上げていただきました。
しかし、最後の言葉にもあるように内面の変化や挑戦が必要で、それは私たち従業員に求められていることです。
「プロ中のプロ」の心意気をもって大川印刷というブランドを育てていかなければならないと強く感じました。
最高の印刷会社を目指してがんばりますので皆さまもお楽しみに!




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